2026年6月6日、今年も恒例の社内イベント「熊フェス」を開催しました。

そして今年の熊フェスには、いつもとは少し違う顔ぶれが加わりました。法政大学 金藤正直教授のゼミから、ヘルスケアチームの学生の皆さんです。
今年も熱気に包まれて

会場となった工場前には、今年もずらりとブースが並びました。炭火から立ちのぼる煙、焼き鳥やバーベキューの香ばしい匂い、冷たいドリンク。おそろいのTシャツを着た社員が、それぞれの持ち場で腕をふるいます。


社員のご家族やご近所の皆さんも訪れ、子どもたちはパターゴルフや輪投げに夢中。あちこちから笑い声が上がる、にぎやかな一日となりました。

健康経営を、大学と一緒に
熊乃前鋼材では、健康経営の取り組みを続けています。ただ、制度や施策を用意することと、それが一人ひとりに根づくことは別の話です。「どうすれば健康への意識が自然と広がっていくのか」——この浸透の課題こそが、私たちがいま向き合っているテーマです。
そこで、法政大学 金藤正直教授、そしてゼミのヘルスケアチームの学生の皆さんと、産学連携のかたちで取り組みを進めています。企業の内側からは見えにくい視点を、研究の立場から一緒に考えてもらう。今年の熊フェスは、その成果を持ち寄る場にもなりました。
ウォーキングチャレンジ、結果発表

昨年に続いて実施した「ウォーキングチャレンジ」。今年で2回目となる今回は、5月1日から5月31日までの1ヶ月間、社員全員が参加しました。昨年は1週間・30名でのスタートでしたから、規模も期間も大きく広がったことになります。
そして今年は、学生の皆さんにも同じ期間・同じルールで一緒に参加してもらいました。離れた場所にいても、毎日の歩数を通じてゆるやかにつながっている感覚があります。フェス当日は、その1ヶ月の結果発表です。名前が呼ばれるたびに歓声と拍手が上がり、会場が大きく沸きました。

「今日はあと少し歩いておこう」——そんな小さな判断が1ヶ月積み重なると、はっきりと数字に表れます。2回目ということもあり、社員の間にも「今年もやるんだね」という空気が自然に生まれていました。取り組みが少しずつ社内に根づいてきている——その手応えを感じられたことが、今年いちばんの収穫だったかもしれません。
学生さんの企画ブース「きっかけくじ」

もうひとつ、この日の目玉が学生の皆さんによる企画ブースです。
ブースではまず、健康経営についての社員への意識調査を行いました。社内にいるだけでは拾いきれない声を、外の視点から丁寧に集めてもらう。ここで集まった声は、これからの取り組みを考えるうえでの大切な材料になります。
そしてもうひとつの企画が「きっかけくじ」。社員が健康にまつわるテーマをくじで引き、引き当てた”お題”に楽しみながら取り組んでみる、という趣向です。たとえば「お酒は週に2日、休肝日をつくる」。うっと言葉に詰まる人もいれば、「それならできるかも」と笑う人もいて、引いた瞬間の反応がそれぞれ違うのも面白いところでした。

健康のために何かを始めるとき、いちばん高いハードルは「何をするか決めること」なのかもしれません。くじが決めてくれるなら、迷う必要がありません。笑い声も含めて、はじめの一歩がぐっと軽くなる——そんな仕掛けでした。
学生の皆さんが社員一人ひとりに声をかけ、テントの下でたくさんの会話が生まれていました。世代の違う人と健康について話す機会は、日常のなかではなかなかありません。この日の会話そのものが、意識が広がっていくきっかけになったように思います。
これからも、楽しみながら健やかに

「楽しい時間を共有すること」と「健康でいること」は、どちらも働くうえで欠かせない土台です。熊フェスのように全員が集まる場に健康への取り組みを自然なかたちで組み込むことで、一人ひとりが自分の身体を気にかけるきっかけが生まれています。
金藤先生、そしてヘルスケアチームの皆さん、ありがとうございました。これからも一緒に、健康経営が根づく職場づくりを進めていきます。
最後に、この取り組みにご理解・ご協力いただき、当日もご参加いただいた協力企業の皆さま、金融機関をはじめ日ごろお世話になっている皆さま、そしてご近所の皆さまに、心より感謝申し上げます。また来年も、さらに楽しく進化した熊フェスでお会いできることを楽しみにしています!